東芝は、研究炉の再開を市に届けたとのことです。臨界実験の研究炉とはいえ地震に対する耐震性、臨海部の液状化の危険性、津波の予測範囲など防災の視点でも安全の確保は重要です。
東日本大震災での福島第一原発の事故では、現地のオフサイトセンターは機能しませんでした。そこで宮前ネットでは、川崎浮島にある東芝の研究炉に対するオフサイトセンターはどうなのかと、8月に神奈川ネットの若林県議と川崎のメンバーとで見学にも行きました。
その後、モニタリングポストの設置場所を確認しながら実際に放射能を測定するなどの活動をしています。これからも定期的に測定を続け、市民の皆さんに情報を提供していきます。
オフサイトセンターは、事故が発生したときにその機能を発揮するよう準備してありますが、事故を想定した大規模な訓練は行なわれていません。川崎市としては、安全・安心という視点からも対応が必要と考えます。
川崎オフサイトセンターhttp://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f20448/