宮前ネットでは、福島第一原発の事故後市民に必要な情報が届いていないことを実感する中で、それならまず自分たちで測定してみようとこの間宮前区内の公園を中心に市民測定をしてきました。
川崎市の測定も始まりましたが、様々な場所で市民が測定する数値とあわせて市全体の状況が見えてくれば尚安心できると思います。
測定を通して、市民科学室の上田さんによる学習会のとき、北東側の斜面に風が吹き付けたのではないとの話がありました。測定値はそれを裏付けるように北東面の落ち葉の堆積した部分から高い数値が出ていました。
では今後に向けてどうしたらいいのでしょうか、落ち葉の除去の行き先は焼却場・最終処分場(川崎は埋め立てです)日量12tでる下水汚泥の焼却灰も処分できずにコンテナで積まれています。
期待が高まる再生可能エネルギー、原子力でなく自分たちでコントロールできるあらたな技術力を応援したいという点に行き着きました。
フォーラム後は、8月に市の測定で数値が高く、周辺市民の方からも是非測定して欲しいといわれていた区役所の側溝の鉄製の蓋の上から測定しました。いきなり0.185μsbがでて驚きました。側溝の底の泥が汚染されているものと思われますが、8月から今日まで除去もされずに放置されていたのでしょうか。