「大気汚染測定かわさき連絡会」の発足

4/22溝の口ふるさと館にて「発足のつどい」開催

川崎市内約30の団体・個人から85人が参加して「大気汚染かわさき連絡会発足のつどい」が開かれました。
川崎市は、1960年代後半より、高度経済成長を支える京浜工業地帯のコンビナートから吐き出される二酸化窒素によって、多くの市民の命が奪われたり、健康が害されました。川崎=公害という悪いイメージを作ってしまったのもこの時期です。
そして今、大気汚染の主役は工場の汚染物質から、自動車の排気ガスへと移り、市内全域に大気汚染が広まっています。それと同時にぜん息患者の数も急増しています。特に緑が多く残っているといわれている市北部では、ここ数年の患者発生率は飛躍的に伸びてきました。
これまではそれぞれの団体・個人が大気汚染測定行いまとめてきました。そこで、市内の測定を充実させ、お互いの団体の計測結果を報告・発表し合うために、活動の交流をする場を作る必要があるとして、この連絡会の発足となりました。
宮前ネットでも多くのメンバーが調査活動に参加しています。データを基に交通政策・環境政策を提案していきます。
次の測定は6月1日と2日です。
あらたに測定を希望される方はご連絡ください。