蛍光管を適正処理しました

家庭内の廃蛍光管を適正処理

昨年から地域の皆さんにお知らせをしてまいりました結果、家庭内や地域の事業所、店舗から廃蛍光管が277本集まりました。宮前ネットでは、既に契約をしている産業廃棄物処理事業の大興運輸と野村興産に処理を委託しました。
回収された蛍光管は、大興運輸川崎事業所蛍光管リサイクルセンターで中間処理をし、ドラム缶に密閉されて、北海道に運ばれます。北見市留辺蘂町にある野村興産イトムカ鉱業所で最終処理後、水銀、ガラス、金属に分別、再利用されます。
川崎市は、蛍光管を燃えるごみとして処理しています。一年間に各家庭で平均1本の蛍光管を交換と仮定すると、60万世帯で年間50万本を越える蛍光管が適正処理されずに焼却されることになります。中に含まれる水銀は、一度は大気中に拡散されますが、比重が重いためいずれ地面・地中へと下りてくるのです。放置していてよいのでしょうか。