7月28日(木)「放射線リスクのとらえ方減らし方」の学習会を開催しました。講師は市民科学研究室の上田昌弘さん、近隣大学で子育て支援を学ぶ学生の参加もありました。
上田さんからは、放射線が福島第1原発から大量に放出されたのは、3月15日で、川崎もこの日がピーク、環境放射線は下がってきているが、今の時点では、かつて飛んできたセシウムが雨などで地上に落ちて土壌や、川や海の汚染が進むことを考えるべきとのことでした。チェルノブイリの事故後の調査から、セシウムは表土に近い部分に長期にわたって存在するため、根菜類や根を浅くはるものは取り込まれやすいので注意が必要、海に流れた放射線物質主にセシウムは、プランクトンが食べることによりその屍骸などから海底が汚染され、貝類や海草、ひらめかれいなどの底魚の汚染につながるとのことでした。
その中で、稲は取り込みが少ないと聞き、先日でかけた東北本線の車窓からみた緑の稲穂の行方が気になっていましたが、少し安心しました。
学習会終了後は、公園で遊んでいた子どもたちも誘って、数ヶ所で測定しました。木製のベンチの上や芝生は0.07前後と高くでましたが、砂場が0.05台と低いのは風で表面が飛んでしまうからではないかとのことでした。参加した母親が気にしていたジャブジャブ池は、ウッドデッキ上で測定しました。0.04台と低かったのでこの夏は子どもたちと遊べそうです。参考までに平常時の環境放射線は0.03〜0.04です。測定値は下記の「ファイル」をご覧ください。