宮前区の地下に中央新幹線(リニア)を通すための大深度地下トンネルを掘ることから、環境影響評価(アセス)方法書の縦覧と説明会が始まりました。
3月11日の東日本大震災と福島第一原発の事故、その結果の計画停電と夏の電力制限、この経験から多くの市民は原発に頼らなくても、電気は足りることを実感しました。原発はひとたび事故が起きたら甚大な被害が及ぶこと、停止といっても容易ではないこと、高レベル低レベル廃棄物の処理にもに天文学的な年数が必要ということも実感として分かりました。
それならば再生可能エネルギーにシフトしていこうと、太陽光発電や小水力・地熱発電など模索しています。リニアの運転には大量の電気を必要とします。また建設費用は9兆円超。神奈川県は今回補正で調査費2600万円をつけました。一体どれだけの人がリニアを必要としているのでしょう。リニアでなくては必要としている人々の交通手段は確保出来ないのでしょうか。アセスの意見受付期間は11月10日です。