かわさき第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の素案が出ました。気になるのは介護保険料ですが、第5期の試算は、5100円となっています。前回が4033円でしたから値上げの幅は大きなものとなっています。川崎市は高齢化率が低いといっても、高齢化は進んでいますので、ある程度の値上げは仕方がないかと思います。しかし、今回示されたものは準備基金の取り崩しも計算されていませんし、安定化基金も計算に入っていません。そして、最終的にはこうした点を加味して算定するとありますが、試算の時点で入れていくべきとも考えます。
また、川崎市は、横浜市などに比べると施設が少なく、その分保険料が抑えられてきたともいわれています。計画の基本目標にもありますが、私たちは、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることが出来る地域づくりが必要としてきました。そのための制度づくりをこれからも現場から提案していきます。
パブリックコメントが始まっています。1月31日までです。