最近は相対的貧困率がOECD諸国で2番目に高いといわれている日本。一般社団法人インクルージョンネットかながわの阿部裕子理事を講師に横浜での実際の事例から現状と私たちに何ができるかを伺いました。女性はすべての年代で賃金が安く、働いてもなかなか自立した生活ができません。そのため見えない貧困も多いうえ、忙しくて相談できない、支援の情報も得られていないのが現状です。けれども困っていたら、まずは役所や警察に相談に行き、そこでどうして欲しいのか自分の意思を明確に伝えることが重要です。また、貧困家庭の子どもに本当に必要なのは居場所で、学習支援や遊び相手、軽食も用意されているような場所が求められます。