いつも食べているもので防災対策
東日本大震災、福島第一原発事故から6年が経ちました。市民が震災や事故後の停電から学んだことの一つに災害時の食があります。当時は主流だったのはカップ麺と乾パンでしたが、その後水かお湯を入れて食べるごはん、お湯を入れて食べる麺類もバラエティに富んできました。でも気になるのは賞味期限です。
そこで2月26日の総会後の企画として、ローリングストックの考え方を基本に、「いつも食べているもので防災対策」を開催し、実際に作って食べてみました。
いつも食べているごはんでは、サバイバル缶に挑戦、アルミ缶と牛乳パックでご飯を炊きました。結構煙が出るのと、アルミ缶が熱と上に乗せたお米の重さに負けて曲がってしまいこれは狭いところでは難しいという結論に。生煮えのお米はその後ガスで過熱し、おいしく炊けました!!
この日はお天気が良かったので細めのサツマイモを使ってソーラークッキング。こちらは2時間ほどでホカホカの蒸し芋、おいしかったですよ。
気になる賞味期限、3・11の後各家庭でも備蓄しませんでしたか?賞味期限が切れていませんか?2012年や2014年で切れていた缶詰、勇気を出して開けてみました。これが本当のサバイバル?2014年のは食べられましたが、小さいお子さんやおなかの丈夫じゃないかたは真似しないでくださいね。ということから、いつも食べているものを災害時にも食べられるようにローリングストックしておきましょう。こうすると無駄も出ませんし、安心して食べられます。簡易コンロのガスボンベも少し余分に備蓄しておけばお湯を沸かすのも楽です。
明日起きるかもしれない災害に日頃から備えましょう。