子どもたちが遊ぶ公園の環境放射能を継続測定

宮前ネットでは、今年政策に関する方針のうち公園等における環境放射能を定点で定期的に測定する事を確認しました。3.11東日本大震災後におきた東京電力福島第1原子力発電所事故により広範囲に放射能汚染が発生しました。直後から宮前ネットでは、子どもたちが日常的に遊んでいる公園の放射能測定を行い公表してきました。ここ2年,濃度は事故以前の0.03から0.04μSv/hに近づいてきましたが、当初0.08〜0.1μSv/hなどと高かった地点は高い数で値で推移していました。そこで当初高かった区役所角の雨水ますの上、宮前平公園の遊具下、小台公園の法面落ち葉だまり、土橋第2公園の西側角の落ち葉だまりにしぼって毎月測定をしています。

4月15日は前日からの天気予報で大荒れの予報でしたが、9時頃には雨も上がり、風も弱まったため4ヵ所の公園の測定をしました。4月15日放射能測定のサムネイル
表土が飛ばされたり雨で流された地表面は0.017μSv/hという数値も出ましたが、区役所雨水マスは0.049μSv/h小台公園の法面は0.049μSv/h土橋第2公園は0.065μSv/hでした。

測定にはmr.Gammaを用い、6回の平均値を出しています。雨あがりの公園では子どもたちが遊んでいました。環境放射能は下がったとは言い切れません。測定結果をホームページ等で公表し、市民の皆さんに知らせていくとともに、重大事故が発生する可能性をもつ原子力にはよらない、再生可能エネルギーの推進、エネルギーシフトの提案を続けます。