一人ひとりの行動で、廃棄物を少なくする社会を
10月23日(水)川崎区浮島にあるプラスチックとミックスペーパーの中間処理施設と隣接するかわさきエコ暮らし未来館を見学しました。
市内から委託業者によって運ばれてくる容器包装プラスチックとミックスペーパーは、資源化処理施設内でそれぞれ異物などを除去してベール化されそれぞれリサイクル事業所に運ばれます。ミックスペーパーの選別ラインでは混入している雑誌、ビニールひもや段ボールが脇によけられていきます。1つのベールが1トンでこれから5000個のロールペーパーが出来るそうです。このロールペーパーは市内の公共施設で使用されています。一方プラスチックのラインは上下のフロアに分かれており、上階で破砕機にかけられてざっくりと分別、下のフロアでベルトコンベアに乗せられて異物や油汚れなどひどいものは一般ごみなどへと分けられます。この割合は年々減少しており今は10%くらいとのことでした。こちらのベールは250kgで、選別された容器包装プラは、JFEと9月に見学した昭和電工に運ばれ再生利用されていました。
プラに関しては包装までしみついた油汚れは、他のきれいなプラも汚してしまうので普通ごみに出し、中間処理での作業の効率化を図ることが重要です。隣接する浮島太陽光発電所やエコ暮らし未来館では再生可能エネルギーや3Rについてわかる安く展示していました。小学生が見学に訪れる施設です。環境教育や市民一人一人の行動で、廃棄物を少なくする生活をこれからも提案していきます。