神奈川県農業技術センターに行ってきました
都市農業を支える活動を続けている生活クラブのみなさんと、平塚の神奈川県農業技術センターに行ってきました。ここは農業活性化を支える研究開発と普及指導、担い手の育成を通して都市と共存し、産業として自立した「かながわ農業」の実現を目指し、研究実践している施設です。新品・種のダイコンやスイートピーを育てている畑やハウス、梨の木を横に繋いで育て、収穫を早め、省力化にもなるジョイント農法などを見学しました。
今年4月に主要農作物種子法が廃止になりました。センターでは県内産米の奨励品種の決定やコメの審査を行ってきました。今後、法が廃止されても、業務は継続されるとのことですが、遺伝子組み換えのコメが入ってこないか心配です。お米も野菜も遺伝子組み換えについての研究は行っていない、許可のとれたものしか扱わないとのことでしたが、遺伝子組み換えの作物を食べることには大きな不安があります。これからも食の安全を考え、遺伝子組み換えの作物はいらないと声をあげ、食の安全を提案していきます。(大西いづみ)